【心.ダイエット】心を軽く元気にする33 自分を知る大切さ
医学や科学の知識が溢れているので、逆に誤解しかねないことがあります。
医学や科学では、人間全体を統計データで処理することが多くて、個別の差が十分認識されにくいと言うことです。
例えばですが、ソバの栄養が身体に良いとしても、ソバアレルギーの人もいます。それに本人もまだ気がついてない場合もあるかもしれません。
もし弱いアレルギー症状であれば、自覚してなくてもやはりその本人にとっては、良くない。外部の情報より、自分の体調の変化をみていれば、自分でこれはどうも自分には良くなさそうだと気がつきやすくなります。
情報化社会が行き過ぎて、自分で試して、感じたことを、その結果、自分にとってはどうだったかわかったことより、インターネットや本にはこう書いてあったから、きっとこっちだろうと思い込みすぎてしまうことが増えてしまったのではないでしょうか?
例えば、自分の食事を体重を毎日、簡単にでも記録しておけば、それは、自分だけの効果的な健康管理や、ダイエットの資料となります。どこの本屋に行っても売っていません(当然ですが)。
そして、どんな健康本やダイエット本よりも、自分にとっては貴重なものになります。
これをやれば、健康になる、元気になる、気分がよくなると、本やテレビやインターネットの記事で教えてもらっても、
まずそれが自分に、実行できるか? 本当にそれをして、効果を自覚できるか? それを継続できるか? と考えていくとかなり厳しいと想像できます。
ですが自分でつけた記録なら、そうか、もう少しご飯を減らせば、体重減らせたんだ。 やってみよう! とか具体的にイメージしやすいです。
また意外なことにも気がつけるかもしれません。コーヒーを3倍飲むと、集中力が高まるとか、
ちょっときつめのある筋トレをすると、ハイになれるとか、自分の反応を記録しておけば、底からどうすれば、自分がどうなるか、なれるかを、イメージして実行しやすくなります。
また、ひょっとすると、これを食べたあとは、だるくなるとか、自分に向いてない食べ物をみつけることもできるかもしれません。
あまりの情報が溢れてそれを鵜呑みにしてばかりではなく、自分で自分に役立つ情報を見つける意識を高めること、
それについて自分で判断することを心がけることが、自分にあった有用なことを見つけ出すきっかけになります。
記録つけるのが面倒だと思ったら、なるべく負担を感じない、簡単なメモでも良いと思うのです。